目次
1. 結婚式の受付係は〝両家の顔〟
結婚式の受付係は、新郎新婦の両家の〝顔〟として、結婚式・披露宴に来てくださったゲストをお迎えします。
もちろん、新郎新婦にとってはあなたも大切なゲストの1人ですが、他のゲストにとって、受付係であるあなたは新郎新婦側の人間。つまり「ホスト役」です。
こう考えると結婚式当日、受付係をしている間、どういう振る舞いをすれば良いのかピンとくるはず。すべてのゲストが気持ち良く結婚式を楽しめるように、失礼のない言葉づかいや態度を心掛けましょう。
この記事の終盤では、受付当日の流れや会話例をご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

2. 受付係の役目
まず、結婚式の受付係に求められていることを把握しておきましょう。主な受付係の役目は次の3つです。
①ご祝儀を預かって管理する
②芳名帳を完成させる
③ゲストを案内する
2-1. ご祝儀を預かって管理する
ご祝儀の管理は、結婚式の受付係にとって一番重要な役目と言って良いでしょう。
結婚式当日に集まるご祝儀の総額は、平均227.4万円。
【出典】ゼクシィ結婚トレンド調査2017(首都圏版)
これだけの金額を受付中に預かって、受付終了後に決められた方にお渡しするのが受付係の役目です。責任感を持って取り組みましょう。
2-2. 芳名帳を完成させる
ご祝儀を預かると同時に、ゲスト一人ひとりに芳名帳に記帳していただきます。
芳名帳は、結婚式に参列したゲストの全記録。新郎新婦が後日、ゲストの名前と住所を確認するのに必要になりますから、一人残さず記帳していただいて完成させましょう。

2-3. ゲストを案内する
ゲストが受付を済ませたら、席次表が用意されている場合は席次表を手渡し、次にどこへ行けば良いのかわかるように案内します。
挙式会場なのか、披露宴会場なのか、またはスタッフの案内があるまで控室で待機するのか。事前にスタッフから受付係に説明がありますので、しっかり確認しておきましょう。

3. 受付係にふさわしい服装は?
受付係は新郎新婦の両家の〝顔〟となるので、明るく清潔なイメージを持たれるように、服装に気を配りましょう。
おしゃれすぎて悪目立ちするのも、反対に地味すぎるのも好ましくありません。以下のポイントに気を付けて服装を選んでくださいね。
3-1. 女性の服装マナー
女性は、明るく清潔感があって、品のある服装を選びましょう。その上で受付係として気を付けたい服装マナーは次の3つです。
①動きやすい・着崩れないデザインのドレス
受付係は、お辞儀をしたり、両手でご祝儀を受け取ったり…の動作を繰り返します。その度にストールがずれたり、胸元が見えるようなドレスは避けたほうが無難。
②髪型はアップかハーフアップ
お辞儀をするたびに髪が顔にかからないよう、きちんとセットしましょう。ショートヘアの場合はスプレーやヘアアクセサリーを上手に使って、髪を直す必要がないように。
③上品なネイル&メイク
受付では手元に目がいきやすいため、派手すぎるカラーやデザインのネイルは相応しくありません。ネイル同様、メイクも濃すぎずナチュラルで上品に。

3-2. 男性の服装マナー
男性も、女性と同じように上品で清潔感のある服装を選びます。
あなたが新郎新婦の親族でない限り、礼服を着る必要はありません。ネイビーやグレーなどのダークスーツでOKですが、次の2点は意識しましょう。
①小物で華やかさを出す
明るいカラーのポケットチーフや、ネクタイピン、カフスなどの小物をコーディネートに取り入れるだけで、ぐっと華やかなイメージになります。
②手元は清潔に
受付では男性の手元も意外と見られています。爪はきちんと切り揃えて、指先を清潔に整えておきましょう。

4. 当日の流れと注意点
いよいよ結婚式当日。受付係という大役を無事に果たすためにも、受付の流れをシミュレーションしておきましょう。
ここからは、受付開始まで・受付中・受付終了後の流れと、受付中の注意点をご紹介します。
4-1. 受付開始までにすること
✔遅刻厳禁!早めの行動を心がける
受付係の集合時間は事前にアナウンスがありますが、公共交通機関の不測の事態なども考えて、集合時間より早めに会場に着くよう行動しましょう。
✔会場に着いたら身だしなみチェック
受付中は持ち場を離れることができません。会場に着いたらトイレを済ませ、身だしなみやお化粧のチェックを。貴重品以外の荷物はクロークに預けておきましょう。
✔会場スタッフと打ち合わせ
受付のおおよその流れは、受付開始前に必ず会場スタッフから説明があります。会場側で用意してくれる備品(筆記用具、芳名帳、名簿など)や、受付の段取りの確認をしておきましょう。
※この際、受付終了後にご祝儀と芳名帳を渡す人を確認しておきます。
✔受付係の役割分担
受付係が複数名いる場合は、この日が初顔合わせとなることも。事前に自己紹介をしたうえでお互いの役割を確認しましょう。
*芳名帳に記帳を促す人
*ご祝儀を受け取る人
*名簿のチェックをする人
*席次表を手渡しして案内する人
など、前もって誰が何を担当するか決めておくとスムーズですよ。
✔特別対応が必要なゲストのチェック
お車代を渡すなど、特別対応が必要なゲストは事前に把握しておく必要があります。名簿にマーカーを引いたり付箋を貼るなどして、該当するゲストが受付に来たらすぐに分かるよう工夫しておきましょう。
✔新郎新婦の親族控え室に出向き挨拶
両家の“顔”としてゲストを迎える受付係です。係の代表者を決めておき、親族控え室に出向いて挨拶しておきましょう。
【親族への挨拶例】
「本日は誠におめでとうございます。受付係を務めさせていただく、○○(新郎または新婦の名前)さんの友人の□□と申します。どうぞよろしくお願いいたします」

4-2. 受付中にすることと会話例
受付が始まったら、主に次のような流れになります。【受付での会話例】もチェックしておきましょう。
挨拶
⇒ご祝儀を受け取る
⇒芳名帳への記帳を促す
⇒席次表を渡す・会場の案内をする
【受付での会話例】
ゲスト:本日は誠におめでとうございます。
受付係:ありがとうございます。
(お辞儀をする)
※ゲストが新郎新婦の親族の場合、受付係は「本日は誠におめでとうございます」と挨拶します
ゲスト:(ご祝儀袋を手渡す)
受付係:ありがとうございます。お預かりいたします。
(ご祝儀袋を両手で受け取って、ご祝儀の受け取りを担当している係に手渡す)
(名簿を確認のうえ、ご祝儀を受け取った記録を残す)
受付係:恐れ入りますが、こちらにご記帳をお願いします。
(記入箇所を片手で指し、ペンを両手で手渡す)
(ゲストが記入を終えたら、席次表など配布物を手渡す)
受付係:こちらが本日の席次表です。会場の準備が整いましたらご案内しますので、開宴までしばらく控え室でお待ちくださいませ。
(控え室の方向に手を向けて案内する)
※お車代や無料駐車券をお渡しする場合は、この際にお渡しします

4-3. 受付中の注意点
結婚式の受付中は、次から次へと到着するゲストの対応に追われます。行列ができてしまって受付が大混雑!なんてことにならないように、次の注意点をチェックしておきましょう。
✔私語は控える
受付をしていると久しぶりに再会するゲストもいるかもしれませんが、受付で話し込んだりするのはNG!受付をスムーズにこなすためにも、私語はなるべく控えましょう。
✔席を外す際は声をかけて1人ずつ
受付ではご祝儀を扱っているため、受付係が不在になってはいけません。ゲストの案内やお手洗いなどで席を外す場合は、他の受付係に声をかけて1人ずつ行きましょう。
✔開宴時間が近づいたらゲスト名簿を確認
開宴時間が近づいてきたら、ゲストが全員揃っているか名簿と照らし合わせて確認を。まだ受付を済ませていないゲストがいる場合は、受付係が1~2名残って待機します。他の受付係は挙式会場もしくは披露宴会場へ向かいましょう。

4-4. 受付終了後にすること
時間になると会場スタッフが声をかけてくれるので、そのときに受付を閉めます。
その際のもっとも重要な受付係の役目は、ご祝儀と芳名帳を決められた人に確実に渡すこと。渡す相手は新郎新婦が事前に決めているので、必ず受付開始前に確認しておきましょう。渡す相手は新郎新婦のきょうだいか、親族になることが多いようです。
ご祝儀と芳名帳をまとめて入れる袋が用意されている場合は、袋に入れて手渡します。「本日はおめでとうございます。無事滞りなく受付を済ませました」と一言添えて手渡しましょう。
会場によっては金庫に保管するよう指示されることも。その場合は会場スタッフに同行して金庫にしまい、その鍵を決められている人に手渡します。
決められている人が不在だからといって、別の人や会場スタッフにご祝儀を渡してはいけません。また、決められている人以外の人から「ご祝儀を預かるように言われてきました」と声を掛けられても鵜呑みにせず、必ず本人に確認を取ることが重要です。
これでやっと、受付係の役目は終了です。席に着いて挙式または披露宴の開始を待ちましょう。

5. まとめ
結婚式の受付係の役目と、服装マナー、当日の流れと注意点をご紹介しました。
初めて受付係に任命された方の中には、「責任重大!私にできるかな…」と不安になった方もいらっしゃることでしょう。でも大丈夫!結婚式の受付係を任せられるのは、あなたが新郎新婦から信頼されている証です。この記事でご紹介した内容をおさえて、明るく笑顔で対応できればバッチリ◎。
しっかり役目を務めて、新郎新婦の晴れの日を心からお祝いしましょう♪






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